【英検2級|独学の高校生必見】4技能8割越えの勉強方法はコレ!

英検

ブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。現役慶應生の”ゆい”です。

今回は、「一人で英検2級の勉強をしなくていけない」という高校生に向けて、4技能ある英検の勉強する順番と勉強方法をお伝えします!英検は塾や予備校、学校で授業が設けられている場合が少なく、一人で勉強する時間が長くなります。そこで、勉強方法や順番を間違えて遠回りしてしまわないよう、私の経験に基づいてお勧めの勉強方法を共有します!

とりあえず英検利用を目指している」「勉強の方針が分からず、合格できるか不安」と悩んでいる全国の高校生はぜひご覧ください!

☟☟ゆいの実績☟☟

  1. 慶應義塾大学 現役合格(一般入試)
  2. TOEIC 910点(Listening 455 / Reading 455)
  3. 英検1級(Listening 691 / Reading 698 / Writing 671 / Speaking 664)

☟☟目次と結論☟☟

  1. なぜ英検2級を目指すのか ➤ 大学受験を英検利用で突破するため
  2. こんな悩み、ありませんか? ➤ 一人で勉強しなくてはならない
  3. 結論 ➤ R→L→WSが最短ルート
  4. 4技能の勉強方法 ➤ スモールステップに分けて着実に成果を上げます!
  5. 早速、実践に移りましょう! ➤ 「ゆいが提案する勉強法を見てみる」など、少しずつでOK!
  6. Instagramのフォローもお待ちしています

多くの人の結論は、「大学受験を英検利用で突破するため」だと思います。

私もそうでしたが、英検2級の高スコアや準1級を持っているだけで満点換算・9割換算はよくあることでした。共通テストの勉強をしたり個別試験勉強をしなくても、一度でも高スコアをとってしまえば受験勉強の負担は大きく減るものです。

「周りがみんな受けているから私も受けよう」といったノリだけではなく、「受験勉強を効率的にするためにも英検も頑張っておこう」というマインドで臨みましょう!

このように、大学受験で利用する人が多い英検ですが、困ったことがあります。

それは、多くの場合一人で勉強しなくてはならないことです。予備校や塾に通っている人ならわかると思いますが、「英検対策」という授業はなかなか見かけない、もしくはあまり取っていないのではないでしょうか。

ましてや、独学・参考書で受験に挑む高校生にとっては、教えてくれる人が身近にいないのではないでしょうか。

つまり、多くの受験生は英検を一人で勉強することが求められているのではないかと思います。実際、私も高校生の時に準1級まで取得しましたが、ライティングの添削を学校の先生にお願いした(ありがとうございました。笑)ほか、すべて参考書や過去問で対策していきました。

そこで、独学で勉強せざるを得ない皆さんに向けて、「4技能の効率的な勉強の順番」を示していきます。これを参考に、「やるべき勉強は何なのか」を常に見極め、最短ルートで合格して欲しいと思います!

私の経験上、【R (Reading) → L (Listening) → W (Writing) / S (Speaking) 】が最も効率よく、かつ実力を上げていった勉強の順番です。

おそらく、何となくであれ多くの人が共感できたのではないでしょうか。しかし、ここがとても重要なポイントだと思っています。というのも、どんどん習得が難しくなっていくため、順番を間違えると「なんで英語ができるようにならないんだろう」、「私って勉強しても無駄なのかな」と思い込んでしまい、諦めてしまうことにつながるからです。

ここでは、ひとまず【R (Reading) → L (Listening) → W (Writing) / S (Speaking) 】が最短かつ最も習得のはやい順番だと理解しましょう。

では、それぞれの技能をどのように伸ばしていけばいいのでしょうか。以下を参考に、今日・明日からの勉強に取り入れてみてください!

市販の参考書1冊で本当に十分なので、何かを買っておきましょう。「パス単」や「キクタン」などの王道を使っておけば間違いないはずです。私は大学で1級を取得するまでパス単勢だったので、迷った人には「パス単」をお勧めしておきます!

以下に、私がおススメする単語・熟語の勉強法を記しておきます!

  1. 英語→日本語の音読を2回ずつ、見開き全部をこなす
    • however「しかしながら」、however「しかしながら」、のように
  2. 見開きの日本語を赤シートで隠してテスト
  3. 2秒以内に答えられた単語に✔を付ける
  4. できなかった単語のみ1.から繰り返し、答えられた単語に✔を付ける
  5. 寝る前に総復習
    • 1発で答えられた単語に2回目の✔を付ける

~~就寝~~

  1. 朝のうちに、昨日の就寝前に2回目の✔が付かなかったもののみ復習
  2. 新しい範囲を昨日と同じように繰り返す!

また、おすすめのペースは以下の通りです。

  • 1日目・2日目は上記を繰り返す
  • 3日目は1日目・2日目の範囲を総復習
  • 4日目・5日目は上記を繰り返す
  • 6日目は4日目・5日目の範囲を総復習
  • 7日目は今週の分を総復習

一定期間ごとに復習を挟み、常に忘れないことを心がけましょう!

こちらも、市販の参考書で十分なので、何か買っておきましょう。ここは、主に「解説系」と「問題系」に分かれます。あくまで目安ですが、以下を参考にして自分に合った参考書を見つけてみてください!

  1. 解説系の参考書をおすすめしたい人
    • 高校1年生・2年生
    • 定期テストで80点未満
    • 模試の偏差値60未満
  2. 問題解く系の参考書をおすすめしたい人
    • 高校3年生
    • 定期テスト80点以上取れている
    • 模試の偏差値60以上英語

以下に、私がおススメする文法の勉強法を記しておきます!

  1. 問題を解き、間違えた問題に✔を付ける
  2. 解けた問題について、正解になる理由を自分の言葉で説明する
  3. 間違えた問題の解説を読む

また、おすすめのペースは以下の通りです。

  1. 1日目・2日目は上記を繰り返す
  2. 3日目は1日目・2日目の範囲を総復習
  3. 4日目・5日目は上記を繰り返す
  4. 6日目は4日目・5日目の範囲を総復習
  5. 7日目は今週の分を総復習

単語・熟語と同じく、一定期間ごとに復習を挟み、常に忘れないことを心がけましょう!

構文の勉強が改めて必要になるのは準1級以上だと感じているので、英検2級では不要かと思います。「単語・熟語・文法」をおろそかにせず、過去問をひたすら解いていけば英検2級は合格できるイメージです。

ここまでくれば、長文の参考書は必要ありません。とにかく過去問を買って解きましょう。私のおすすめは、竹岡広信さんの過去問です。「赤本の英検版」といった見た目で、過去9回分もの試験を掲載しているので、私のイチオシです!

文法の時と同じですが、以下に私がおススメする長文の勉強法を記しておきます!

  1. 問題を解き、間違えた問題に✔を付ける
  2. 解けた問題について、正解になる理由を自分の言葉で説明する
  3. 間違えた問題の解説を読む

ひとまずはほとんどの勉強と同じです。問題を解いたら解説を読み、理解しましょう。ここで大切なのが、

  • 「解説を言語化して自分で説明できるか」

という点です。「なるほど!」と理解することも大切ですが、そのあとで自分の言葉で説明できるかはさらに大切です。

自分で説明できるということは完全に理解できている証拠なので、なぁなぁで進めた場合と比較すると、定着度に雲泥の差が現れます!(私も経験済み)

ここでの目的は、音声を聞き取れるようになることです。

①の段階で自分の言葉で説明できるようになったら、今度は音声を使った学習です。スクリプトを見ながら、聞き取りにくい箇所(音がつながっていたりする箇所)や、問題を解いた際に何と言っていたかわからなかった箇所などを確認するイメージで、最低2回はスクリプトを見ながら音声を聞きましょう!

スクリプトを頼りに音声を聞き、スクリプト通りに聞こえるようになってきたら、いよいよ最終段階です。

ここでの目的は、音声を聞く精度を高めることです。

オーバーラッピングとは、スクリプトを見つつ、音声に重ねて自分も声を出すことです。これをすると

  1. 音声を聞くことで純粋にListening力が高まる
  2. 実際に声を出すことで前から後ろに返り読み(聞き)しない癖がついて、Listening問題への適応度が上がる

といったメリットがあり、私イチオシの勉強方法です。大学受験・英検・TOEICとすべての勉強に使ってきた方法で、確実に成績が伸びたものなので、ぜひ使ってみてください

※シャドーイングという勉強方法もあります。スクリプトを見ず、音声のすぐ後を影のように追いかけて声を出すものです。私にとってこれは負担が重かったのでやったことはありません。シャドーイングで勉強したいんだという高校生は、学校の先生や塾・予備校の先生にコツを聞いてみてください!

※私が定義する例文とは、「単語帳・学校の教科書・例文専用の教材などに掲載されている短い英文」を指します。「これって例文にあたりますか?」などの質問があれば、写真とともにInstagramのDMでお気軽に質問してみて下さい!

Writing・SpeakingがReading・Listeningと大きく異なる点があります。それは、「インプット型」か「アウトプット型」かという点です。

Reading・Listeningは、書いてあるものを読んだり話されるものを聞いたりする点で「インプット型」です。既に書かれているものを読む・話されていることを聞くだけなので、特に2級レベルだと、「英語は話せないけどなんとなくわかる」といった状態に陥りがちです。

しかし、自分で書いたり話したりする「アウトプット型」のWriting・Speakingはそうはいきません。正しい英語を使って文を組み立てなくてはいけません。そこでまず大切なのが、「例文暗記」

例文暗記のメリットは

  1. 「正しい」英語の感覚を作ることができる(私が一番実感した効果)
  2. 単語を入れ替えるだけで様々な文章が作れるので、汎用性が高い

だと考えています。1.については、日本語と全く性質の違う英語を正しく頭にストックしておくことで、新しい文を組み立てるときにとても役に立ちます。「なんとなく文を組み立てているつもりなのに、正しい英語で書けている・話せている」という状態になったので、本当に例文暗記はおすすめです。

2.については言葉の通りで、単語を入れ替えるだけで他の意味を持つ文章になったりするので、読み聞きにも効果的なメリットだと思っています!

音読は、書いてあるものを読む勉強であるとはいえ、初歩にして重要な勉強だと思っています。音読する際には、意味の区切りや文法構造などに着目しながら声に出す必要があるため、実際に文を書いたり話したりする際の予行練習ともいえます。

練習方法としては、以下が主なものだと思います。

  1. 単語帳 ➤ 覚えた英単語に付随している例文を音読する
  2. 学校の教科書 ➤ 文法メインの授業の教科書の解説ページに例文が多く掲載れているので、授業の復習がてら音読する

合計するとかなりの数になると思います。時間がないという高校生は、文法も正しく理解して欲しいという思いも込めて、2.から始めることをお勧めします

例文暗記や音読を通して様々な表現をストックし、英語に慣れる過程ももちろん大事ですが、みなさんもお分かりの通り、やはり実際に書いたり話したりすることもとても重要です。

「この英語正しいのか?」と思ってしまい、最初のうちは全く書けない・話せない状態だと思います。(「少しでも書けた・話せた」というのであれば、それはとてもすごいことだと思います。)

ですが、間違いだらけでもいいからとにかく書いたり話したりしてみましょう。たとえ書いたり話したりした英語がまったく正しくなくても、それを先生たちに訂正してもらえれば正しい表現で書いたり話したりできるようになりますし、「そういえばそうだった!」と間違いに気付くこともでき、次から間違えないようになるはずです。

最初は勇気のいることだと思いますが、先生なら笑ったり馬鹿にしたりすることはないはずです。むしろ積極的に勉強する姿勢を見せてくれた方が「この子やる気あるな」と好印象を持ってくれると思います。

今からでも十分間に合うと思います。過去問を解いて、明日にでも添削してもらってはいかがでしょうか。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

最後まで目を通してくれたあなたは、少なくとも周りの受験生よりもやる気を持っているということだと私は思います。私自身、受験も英検も本気で取り組んできて成果を出せたからこそ、今頑張ろうとしているあなたを全力で応援します

英検2級は高校卒業レベルということもあり、苦労する人が大勢出てくるかもしれません。私の発信が、そんなみんなの助けに少しでもなれたらなと思います。

全国の受験生、頑張れ!!

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